
カーゴセールス
航空機が運ぶのは「人」だけじゃない。
食料、衣料、工業機械、電子機器、医薬品などなど、おびただしい種類・量の「物」が毎日、世界中を行き交っている。
その物流を一手に引き受けているのが、エアカーゴ(航空貨物)ビジネス。
なかでもセールスは、広く海外へ目を向ける、やりがいのある仕事!
貨物の輸出・輸入に関して、価格や輸送日数だけでなく、依頼主(荷主)のリクエストに合わせた最善の輸送方法をアレンジするのが主な仕事。貨物の発着地の状況把握、スケジュール調整、商品分析など、すべての段どりを総合的にリードするプロデューサーというわけ。
日中は担当企業を訪問したり、新規顧客の開拓に奔走。夕方に事務所に戻って契約書や見積書などを作成する。また、海外の支店や提携代理店とファクスやEメールを使って連絡をとったり、陸路の配送手配を行うなど、とても忙しい。
荷物をピックアップし、通関にかけ、航空機(または船)で輸送し、送り先まで無事配達するというサービスが、エアカーゴ会社の役割。「サービス」自体は形がない商品だけに、それをどうやってアピールするかが、セールス担当者の腕の見せどころになる。受注だけして、あとは知らんぷりでは、次の仕事は回ってこない。きめ細かい輸送状況の説明や、トラブルが起きたときの対応、営業担当者の知識・人柄などが次につながる。
お得意様が別のお客様を紹介してくれることもある。こうしてオートマティックに人の輪がどんどんつながっていくのが、セールスの醍醐味。そして何よりも、「世界を舞台に活躍してる!」っていう充実感が、この仕事の最高なところ。」っていう充実感が、この仕事の最高なところ。
最近、女性のセールス担当者も増えている。難しい交渉をするときでも、相手にやわらかい印象を与えるから、というのがその理由。男性軍も負けちゃいられないよ!
「貨物が届かない」「壊れていた」といったクレームが一番つらい。自分が輸送に直接関わったわけでもないのだけれど、苦情はやっぱりセールスに来る。それにどう誠実に向き合い、どういう措置をとるか。セールスとしての本当の力量が問われるのは、こういうトラブルの場面だ。
お客様の要望はさまざまで、ただ運賃が安ければいいということもあれば、一日でも早く送ってほしいというリクエストだってあるに違いない。無理難題を吹っかけられても頭にこない冷静さと柔軟性を、あなたは持つことができるだろうか。
エアカーゴ業界は、国内・海外出張に加えて、20歳代、30歳代で海外駐在できるチャンスも多いのが特徴。「インターナショナルな仕事に就きたい」という人には、とくに魅力のある仕事と言えそう。