もっと知りたい!!「ありがとう!」と言われる仕事 エアカーゴの仕事

ハンドリング(入出庫)

ハンドリング(入出庫)

航空便で海外に貨物を送る場合、貨物はいったんエアカーゴ取扱代理店の倉庫や物流センターに集まってくる。
そこで、行き先ごとに貨物を仕分けしたり、梱包したり、フォークリフトを使って搭載する仕事がハンドリング。
ちょっと意外だけれど、女性が多く活躍している。

仕事の内容

千葉県市川市原木。ここはTACT(タクト。東京エアカーゴ・シティー・ターミナルの略)と呼ばれ、各エアカーゴ取扱代理店の物流センターが集まっている。センターの中には、これから輸出される貨物や、海外から輸入されてきた貨物がいっぱい!

エアカーゴ取扱代理店5社が輸出貨物の受け取りを行う一角には、関東近県から毎日30〜40台のトラックが午前中に集中して大盛況。ハンドリングのスタッフは、こうして運ばれてきた貨物をフォークリフトなどを使ってテキパキと処理する。

運ばれてきた貨物はまず、重さと寸法を計る。検量と呼ばれる重要な仕事で、運賃は貨物の重さと寸法で決まってくる。そして、どの航空会社でどこの国に送るかを明記したラベルを貼り、事前に作成した書類をつけて、輸出手続きを行う。貨物を輸出するためには税関に申告しなければならないが、それは後のページで紹介する通関士の仕事。

やりがい・面白さ

みんなが忙しく動き回っている活気ある職場(物流センターのほか、空港も職場になる)。その活気にやりがいを感じる。とにかく、体を使う仕事は気持ちがいい!フォークリフトの運転も面白い!

ホッとするのは、無事に貨物を送り出したとき。あて先ラベルを貼り間違えたりすると、違う国に送られてしまう。荷物を無事に輸出するために欠かせない、縁の下の力持ち。でも、それは世界につながっている。

難易度・大変度

ひっきりなしに倉庫に荷物がやってくるので、息が抜けない。それに、届くはずの荷物が来なくて、気をもむこともしばしば。トラックが交通渋滞に巻き込まれているのか、荷主の発送が遅れているのか? 実は同じターミナル内にある別の会社の倉庫に届けられていた、なんてこともあったりして。

職場となる倉庫や物流センター、空港は、冬場は特に寒いので大変。腰を痛める場合もある。できるだけ早く貨物を送りたい、受け取りたいという荷主のリクエストに応じるため、24時間フル活動体制の会社も少なくない。シフト制とはいえ、夜勤はつらい。

将来性

ハンドリング業務は、下請けや派遣会社に委託しているところもある。社員の場合は、将来的にセールスなど他の部署に異動になったときに、ハンドリング業務の経験が必ず生きてくる。“現場”を知っていることは、やっぱり大切だ。