
観光局スタッフ
観光客を誘致するため各国の政府などが日本に設置しているオフィスを、観光局(通称FGTO)という。
現在、東京を中心に100か所を超える観光局のオフィスがあって、大勢の日本人スタッフが働いて いる。
旅行会社とはまた少し異なる、魅力的な観光の仕事と言えそう。
ちょっと注目してみては?
英語を使って仕事をしている人はたくさんいるけれど、それ以外の外国語となると、海外駐在員か通訳、学校の先生、そして政府観光局のスタッフぐらい。父親の赴任で何年かその国に暮らしたことがあるとか、すごく興味を持っているとか、そういう人に観光局の仕事はピッタリかもしれない。
観光局の主な仕事はプロモーション。つまり、観光宣伝。できるだけ多くの日本人旅行者に訪ねてもらうため、いろいろな広報・宣伝活動を行う。具体的には、旅行会社や一般旅行者への情報提供、そのためのPR誌やパンフレット制作、マスメディアを通じた広報・宣伝、マスコミ対応、イベントの開催・協賛、スタディツアーの実施など、とても幅広い。
旅行はもちろん、広告やイベント企画に興味があれば、プロモーションの仕事は面白いはず。日々動く情報を集めたり、それを整理してマスメディアや旅行業界に提供するといった仕事も、地道だけれど楽しい。
ましてや、興味がある国。大好きな国。ときどき研修ツアーや取材で現地を訪れることもできるし、とくに女性にとっては、やりがいのある仕事じゃないかな。
一見、スマートでカッコイイ感じの仕事だが、電話はじゃんじゃん鳴るし、難しい問い合わせは来るしで、意外に大変。制作物の進行やイベント担当になると、それはそれでハードスケジュールが待っている。
観光局の規模は、国によってまちまち。スタッフ数が3〜5人というのが普通で、10人いれば多いぐらい。定期的な採用もしていない。だから、観光局スタッフになりたかったら、長い目でチャンスを待つような気持ちでいるほうがいい。
旅行会社や航空会社からの転職組も、男性では少なくない。女性のベテランスタッフも多く、それだけ長く続けられる仕事と言えそう。
雇用の形は国にもよるが、たいていは本国にあるヘッドオフィスとの契約。それぞれの国・地域の予算で運営されているので、本国の経済状況に左右されることもなきにしもあらず。